本体フレームは、アーム部に剛性の優れた肉厚チューブを採用し、アーム接続部やシリンダー固定箇所には鍛造ブラケットを配備するなど、ヘビーデューティー構造となっています。

レバーでカッターヘッドを固定⇔フローティングのモードに切り替え、地面の凸凹に沿った刈り取り作業が行なえます。

毎分3000回転で回転する高速ローターが雑草や灌木などを切断・粉砕します。リモコン装置で正⇔逆回転の切り換えが可能で、雑草はアッパーカットで、枝などはダウンカットで作業します。ナイフはらせん状に配列されており、スムーズな刈り草の流れで、スピーディーかつきれいな仕上がりになります。ヘッド後方にはローラーを装備し、固定位置を変えることで刈高さを調整します。

刈り取り幅は0.8mで、T320/EXのコンパクトモデルに装備。細かな作業に最適です。標準でY字フレールナイフを装備し、Φ2㎝程度までの雑草に対応しています。

刈り取り幅1.0mの新型ヘッドは、らせん状／２列に配列されたユニバーサルナイフによってスムーズな刈草の流れを生み出し、きれいな刈り跡、連続した高速作業が可能になります。

カッティングナイフは3種類あり、用途に応じてお選びいただけます。
A ：標準装備のボルト固定式３枚ユニバーサルナイフは雑草から灌木までマルチに使用できます。
B ：フリースィングナイフは雑草刈り取りに向き、石の多い条件に適しています。
C ：スプーンナイフは灌木処理に最適です。

らせん配列の肉厚Y字ナイフが、雑草～最大φ3cmの小枝までパワフルに粉砕し、スムーズに排出します。オプションで、小枝専用のＴ字ハンマーナイフなどの装着が可能です。

移動の際には、アーム＆ヘッドを折りたたみ、トラクター車幅内に収めます。

ヘッド／ブームが大きな障害物に接触した際には、本体が12度程度後方に逃げ、本機・トラクターを保護します。

リリーフバルブを解放して本機及びトラクターを後方へ逃がし、保護します。最大102° 回転させることができ、移動幅もコンパクトに収まります。

全モデルにオイルクーラーが標準装備されています。オイル温度が50度になるとファンが自動運転し、オイル温の上昇を防ぎ、高温下・長時間作業でも安定した性能を保ちます。

ジョイスティック式コントロールレバーで快適なブーム／ヘッドナイフ正⇔逆回転操作が行なえます。T320EX/380EX/430EX/470PEX

ブーム／ヘッドの角度調整とローターの正⇔逆回転操作を行ないます。T320/380/430 /460

40HPクラスのトラクターで使用可能なT320シリーズは、コンパクトなボディーで緑地のメンテナンスにも活躍します。

あぜ道や側道の雑草刈りに最適なT380/430シリーズはブームリーチがそれぞれ3.84/4.33mで、50hpクラスのトラクターから使用できます。随所まで耐久性・使いやすさを追求したデザイン、コントロール方式はワイヤー／電磁弁式からお選びいただけます。

4.56mの最大リーチを持ちながら軽量化を図り、60hpクラスのトラクターで使用できるロングリーチモデルです。操作はワイヤー式で、コストパフォーマンスにも優れています。

ブームリーチが4.65mとシリーズ最大のリーチを誇るT470PEXは、60hpクラスのトラクターから使用が可能です。大容量オイルタンク／高吐出力ポンプにより、雑草の量が多くても高いパフォーマンスを発揮します。電磁弁コントロール仕様なので、安全かつ快適に作業が行なえます。

障害物との接触など、予期せぬ負荷のかかるアーム／ヘッドのヒンジ部には上位機種と同様の鍛造製ブラケットを採用。また、刈り幅1.20mの広幅ヘッドを装備。能率／耐久性の面でワンランク上の作業をお約束いたします。