後部のバー+ローラーで圃場を均平かつ適度に鎮圧し、透水性+通気性に富んだ理想的な播種床を高速で作ります。
高速作業で、理想的な播種床作りを実現
①堅牢なローター構造
グリスアップが不要な上下ダブルベアリング保持された一体構造のローターシャフトは、特殊鋼+熱処理により高い耐久性を誇ります。ブレード取り付け部分は、丸型フランジで障害物が挟まりにくい構造です。
②高耐久性のギアトラフ
ギアトラフは、6㎜底板に加え、5㎜の補強プレートのダブルスキン構造。障害物の多い畑や摩耗が激しい悪環境でも高い耐久性を発揮します。オイルバス式のため、優れた潤滑・冷却性能でギア/ベアリングを保護します。
③レベリングバーを標準装備
ブレード部から出てきた土塊をレベリングバーで保持しながら更に砕土し、均一な量をローラー部に送りこむことで、さらに均一な仕上がりが得られます。
④スリップクラッチ付PTO
DL/DSシリーズには、スリップクラッチ付PTOを標準装備。本機やトラクターを過負荷から保護します。DC/DMはカムクラッチ付きPTOを標準装備。
⑤各種リアローラー
標準のケージローラー、パッカーローラー、スパイラルローラーなどが選択可能です。使用用途に応じて選択ください。
用途・規模に応じて選べる充実のラインナップ
エコノミーモデル DL1800/2000/2300
作業幅:180/200/230㎝作業深:24㎝
適応馬力:45~100hp(2300は∼130hp)
ブレード数:14/ 16/ 18
スタンダードモデル DS2500/3000
作業幅:250/300㎝作業深:24㎝
適応馬力:80~130hp
ブレード数:20/ 24
プロモデル DC2500P/3000P
作業幅:250/300㎝作業深:24㎝
適応馬力:80~150hp
ブレード数:20/ 24
別売:タイヤ跡消し装備品
エキスパート DM3000/3500/4000
作業幅:300/350/400㎝作業深:26㎝
適応馬力:120~180hp
ブレード数:24/ 28/ 32
クイックブレード DMR3000/3500
DMモデルの「クイックブレード」仕様となります作業幅:300/350㎝
作業深:26㎝
適応馬力:120~200hp
ブレード数:24/ 28
ブレード交換がワンタッチの「クイックブレード」システム
作業幅とトラクター馬力で豊富なラインナップの中から選択できます。
プロフェッショナル農家向けの大型モデル
油圧折り畳み式パワーハロー
油圧で折り畳み、移動時はトラクター幅内に収まります。移動中はオート油圧ロック機構で安全です。大きな作業幅とコンパクトな移動幅を両立します。
CRシリーズ
最大作業幅4mで、140HPまでのトラクターに適応。作業幅:360/ 400㎝
移動幅:220㎝
作業深:24㎝
適応馬力:100~140hp
ブレード数:28/ 32
FCシリーズ
最大作業幅4mで、220HPまでのトラクターに適応。作業幅:360/ 400㎝
移動幅:222㎝
作業深:26㎝
適応馬力:110~220hp
ブレード数:28/ 32
GBシリーズ
最大作業幅5mで、260HPまでの大型トラクターに適応。
作業幅:460/500㎝移動幅:222㎝
作業深:26㎝
適応馬力:130~260hp
ブレード数:36/ 40
AQシリーズ
最大作業幅6mで、300HPまでの大型トラクターに適応。
作業幅:500/600㎝移動幅:240㎝
作業深:26㎝
適応馬力:160~300hp
ブレード数:40/ 48
*「クイックブレード」式のRAPIDモデルもラインナップ。
オプション
タングステンブレード
タングステンを溶射したブレードは、通常のブレードよりも耐摩耗性に優れます。ブレードの交換頻度を減らすことができます。適応:全機種
タイヤ跡消し
トラクタータイヤによる踏圧をならします。適応:全機種
ドリルヒッチ
播種機を機体後方に装着し、一工程で砕土~播種作業が可能となります。油圧で昇降が可能です。適応:DS/DC/DM/DMR
「クイックブレード」システム
DM/AQモデルには、装着可能なクイックブレードシステム装備の「RAPIDO」仕様をラインナップしています。ローター軸に付属のレンチを差し込んで回すだけで、素早く安全にブレード交換が行えます。
世界初 ISOBUS対応折り畳み式パワーハロー
ギアボックス温度センサー
センター、左右のギアボックスには温度センサーがついており、モニター上でギアボックスの温度が確認できます。キャビン内で常時、ギアボックスに以上がないかを確認することができます。
PTOシャフトスリップセンサー
左右のPTOシャフトのクラッチがスリップしているかどうかをセンサーでモニタリング。稼働中に何回スリップしていたかを計測し、専用のモニターから確認ができ、機体にかかる負荷を確認できます。
PTOシャフト位置センサー
左右のサイドPTOシャフトには位置センサーがついており、PTO駆動を切っている間のヨークの位置が機体の折り畳みのための位置に合っているかどうかをモニター表示してくれます。これにより、折り畳みのための位置になっていない場合は位置をずらす目安となり、PTOシャフトのヨーク部が折り畳みによって破損してしまうことを防止できます。
ロードセルでの負荷測定
ブレード可動部で受けた負荷は、機体に取り付けられたロードセルで感知し、キャビン内からモニター上で視覚的に機体にどの程度負荷がかかっているかをリアルタイムに確認ができます。
ISOBUSシステム “ISO HARROW”
ISOBUSシステムにより、モニター上で機体への負荷やギアボックス温度など様々な作業情報を確認することができます。また、モニター上でリアローラー昇降などの油圧操作を行うこともできます。
油圧ブロックでの集中制御
油圧系統は1つの電磁弁油圧ブロックに集約し、モニター上で全ての油圧操作をキャビン内のモニターで行うことができます。
機能的なデザイン
油圧ブロックや電磁弁、駆動系統やリアローラーを守るためのカバーを設置し、機能的なデザインとしました。
主要諸元
型式名 | AQ4600 IST | AQ5000 IST | AQ6000 IST |
---|---|---|---|
作業幅 | 4.6m | 5.0m | 6.0m |
移動幅 | 2.4m | ||
ブレード数 | 36 | 40 | 48 |
本機重量* | 3100㎏ | 3300㎏ | 3980kg |
推奨トラクター | 150-330ps | 160-330ps | 180-330ps |
*本機重量は付属品により異なます